シンプルに

色々と出来てしまう、というのは良くないのかもしれない。不器用にただ一点を見て、真っ直ぐに突き進む事の方が、良い結果をもたらすことは、世間的にも多いようだ。歴史に名を刻むほどの偉業は、基本的に何か大切なことを突き詰める人達によって成されているように思う。
かなり幅の広い仕事を経験してきた。一般的な駐在員と比べて、かなり幅広いことを経験してきたと思う。いわゆる大企業にいながら、これほど多くの業務に携われるのはラッキーなことだろう。会社の金で、仕事を学べるのだから。はっきりいってかなりキツかった。それぞれがなかなか思うようには回らないし、求める結果が出てこないことが多い。マネジメント、リスク管理といったベーシックなスキルアップから、その土地に合わせたアテンド力といったものも学べたと思う。経理、税務、財務、総務といった管理面も、事業計画に予算管理といった営業面も一定以上のレベルで携わってきたと言っていい。
しかし、方向性がない。色々と経験はしたが、方向性が定まっていない。自分にとって向いていることはなんなのか?ということを、じっくり考える時間が欲しい。そんなことを思う、今日この頃。