人によって習慣の形成は違う

世の中には色々な人がいるものだ。自分と似た考え方をする人もいれば、正反対の人もいる。全くお互いに理解できないような人もいれば、一瞬で分かり合える人もいる。ある人にとっての正解は、誰かにとっての不正解であることは多々あることだ。

 

そんな状況なのだから、万人にとっての正解などあるはずはない。私自身は習慣化をすることで、人生の質が高まると思っているので、こんなブログの記事も書いてみているが、ある人からすればナンセンスであろう。習慣なんてものに縛られずに、毎日自分の選択の上で生きていきたいという人もいるに違いない。

 

それぞれの持つ価値観の上に習慣を形成していかなくては、習慣を長続きさせることは難しいと思う。結果として価値観が変わることもあるだろうし、価値観自体を変えたくて習慣化に望む人も必ずいる。それでも自分がそもそも現時点でどんな人間であるかを理解してから習慣化に望む方が、良いはずだ。

 

例えば自分の場合、なかなかに転職という考えをもてない。何か組織に所属していたいと思っているタイプだし、命令される方が楽だと感じている。誰かにこれをやりなさいと言われれば、あるいは誰かのためにやろうと思うことなら、多少自分に無理をしてでもやってしまう。逆に新年に立てた目標を守りきれるなんてのはちょっと想像が出来ない。いつも嫁にあん時はこうしたいと言っていたとか言われる始末だ。そして、ある程度科学的な根拠とか、納得出来る理由がなければ動かない。

 

なので、こんな自分には、恐らく自分で積極的に立てるというプロセスよりも、誰かに指示を出してもらうという方法が向いていると思う。自分一人で孤独な戦いに望むのではなくて、誰か仲間と一緒に何か目標を作ってやっていく方がいい。周りの目を気にするタイプなのだから、他人が成功しているのをみて自分が成功しないのは本当に恥ずかしい。誰かにジャッジされるような環境を作った方が、習慣化はうまく行きそうだ。

 

このように自分自身を分析して、自分に最適な方法を探ってから、実行したい習慣を身につけていくのがいいと思う。誰かに指示をされてから動くのなんてまっぴらごめんだという人には私と同じ方法は絶対に向いていない。それぞれの人にあった方法をしっかりと考えて、計画を作って、行動に移すことが習慣化の成功の秘訣だと思う。